【佐々木道誉・妙法院焼き討ち事件】簡単に説明！山法師との因縁にブチ切れ？
こんにちは！
佐々木道誉の
妙法院焼き討ち事件
について簡単に説明します！
「逃げ上手の若君」に出てきた事により、
有名（？）になった佐々木道誉！
その道誉が、
京都のお寺・妙法院を
焼き討ちした事があるんです！
- 焼き討ちの原因
- 道誉ブチ切れて焼き討ち！
- 道誉の罰は？
の3段階で説明します！
この記事は、
寺田英視（てらだひでみ）さんの
「婆娑羅大名 佐々木道誉」を
参考にして書きました！
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目次
妙法院焼き討ち事件の経緯は？
暦王3年（1340年）10月6日、
妙法院門主の亮性法親王が
（後の天台座主、
光厳・光明両天皇の兄弟）
妙法院の紅葉を見て
楽しんでいたんですね。
すると佐々木道誉の嫡子、
秀綱の一行が通りかかり、
紅葉の枝を折ってしまった。
え？
それは秀綱が
悪いんじゃない？
どっちが良い悪いかはともかく、
秀綱一行は妙法院に宿直していた、
叡山の山法師たちは、
奪われた紅葉の枝を奪い取り、
秀綱たち一行をボコったらしいです。
後でそれを知った道誉は
ブチ切れました。
「息子たちを
タコ殴りにしよったな！
許さん！」
みたいな感じか！
これが焼き討ちの原因！
そう！
道誉の息子・秀綱たちが、
妙法院の紅葉の枝を折り、
それで山法師たちに
ボコボコにされた事が、
道誉をブチ切れさせました！
ブチ切れ道誉の妙法院焼き討ち！
そして道誉は300騎位を引き連れて
妙法院へ行き火をかけました🔥
炎は風に乗り、
建仁寺も焼き尽くしたそうです。
（当時の妙法院と建仁寺の
位置関係がよくわかりません）
妙法院の門主などは、
みんな逃げて無事だったみたいです。
人が死ななかったのは
良い事かな〜。
焼き討ちの後、怒り狂う山法師！
これにはもちろん、
山法師たちがブチ切れ、
「道誉と秀綱をこっちに渡せ！
絶対○す！」
となったそうです。
まあ寺一つ焼かれたし、
メンツも潰されて、
怒るのも当然かな。
道誉たちは死罪にはなりませんでしたが、
| 道誉 | 出羽へ流罪 |
| 秀綱 | 陸奥へ流罪 |
となりました。
東北地方へ流罪！
めっちゃ遠いね！
しかし流罪の地へ向かう道誉は、
猿皮の腰当てなど
ハデな格好をしたり、
道中でたびたび宴会をしたりして、
結局、
近江国分寺あたりで
うやむやになりました😅
え？
流刑地へ
行かなくても
良くなったの？
そういうこと😅
この後、
道誉は足利直義の命令で、
伊勢の南軍追悼に行ったりした。
幕府は一応形の上だけで
罰を与えたみたいですね。
道誉が室町幕府の
重臣だからか！
さらに、
それ以前の時代と比べると、
山法師の力が弱くなっていたことも
あったみたいですね。
また、
この150年前にも、
佐々木氏が山法師により、
処罰された事件があったみたいですが、
道誉はこれで先祖の鬱憤を
晴らしたみたいです。
山法師たちが
先祖代々
ウザかったんだね！
というわけで、
妙法院焼き討ちの結果、
道誉と秀綱は山法師の要請により
流罪になりましたが、
近江あたりでうやむやになり、
流罪はナシになりました！
佐々木道誉の妙法院焼き討ち事件まとめ
- 道誉の嫡子・秀綱の部下が妙法院の紅葉の枝を折った！それを見た妙法院の山法師が秀綱の部下たちをボコボコに！それで道誉はブチ切れた！
- 道誉は300騎を連れて妙法院を焼き討ち！
- ブチ切れた山法師たちにより流罪になった道誉！しかし近江あたりでうやむやになり、結局流罪に！
山法師たちも
そんなに悪くない気が
するんだけどな〜
まあコレは、
佐々木家と山法師の、
150年に渡る因縁
によるものだと思うよ😅
この本では分かりやすくするために
端折りましたが、
詳しくは、
この本を読んでみてくださいね！
https://kawata2.net/ktblog/jisya-yakiuchi/寺社焼き討ちに関しては、
上の本もオススメです！
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