【昔の岡山の姿を知りたい人へ!】倉地克直「江戸時代の瀬戸内海交通」
こんにちは〜!
- 江戸時代の海運・物流・交通について知りたい人
- 昔の岡山の姿を知りたい人
に向けた本を紹介します!
倉地克直さんの
「江戸時代の
瀬戸内海交通」
という本です!
- 江戸時代の瀬戸内海の海運・物流・交通について書かれた本
- 岡山の昔の姿がわかる?
という所を、
本の内容のネタバレを
なるべくしないように
説明してます!
ついでに著者・倉地克直さんの
著書についても少し紹介してます!
岡山県の海や川に近い町の、
江戸時代の頃の姿を、
昔の岡山の姿を、
知りたい人は是非読んでください!
江戸時代の岡山の海運・物流・交通を書いた本?
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3128-e1658555890832.jpg)
「江戸時代の
瀬戸内海交通」、
江戸時代の
瀬戸内海や岡山の、
海運・物流の話
と聞いたけど、
具体的には
どんな本?
「御留帳御船手」
(おとめちょうおふなて)
という、
岡山藩の瀬戸内海交通が、
記録された文書
を資料にして書かれた本です。
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「御船手」
(おふなて)
とは?
岡山藩の海事行政を司る、
お役所だよ。
どういう船がいくつ、
岡山の近くの海を行き交ってたか、
それを記録した感じです。
その中で海難事故から、
海運・物流について説明してある。
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海難事故から?
なぜ?
多分、
何の問題もなく、
積荷を届けられた船や荷物に関しては、
記録に残ってない
という事だと思う。
海難事故を起こした船だったら、
- どこの藩の船?
- どこの藩の荷物を積んでる?
- どこに届ける?
- 荷物は何がどれぐらいあったのか?
などの情報が
記録に残ってるわけですね。
ただ、
海難事故の事例ばかりだから、
想像するのが難しくて、
読むのに時間かかりました😅
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船に
あまり乗らない人は、
ピンとこないかもね!
それに歴史本は、
読むのに時間が
かかるよね!
というわけで、
「江戸時代の瀬戸内海交通」、
岡山藩の海事行政を記録した
「御留帳御船手」にある
海難事故の記録を参考に、
江戸時代の瀬戸内海の
海運・物流・交通などについて
書かれた本です!
昔の岡山の姿を知りたい人にオススメ?
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/04/DSCN4538-1024x768.jpg)
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「江戸時代の
瀬戸内海交通」、
岡山の昔の姿を、
イメージできる
本なんだよね?
その通り。
「江戸時代の瀬戸内海交通」は、
海運・水運の本。
そして江戸時代の物流のメインは、
水運だった。
今は廃れたけど、
昔は栄えていただろう港町
なんかも名前が出てくる。
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海や川に面した町が
昔は栄えて
いたんだね!
そういう事。
例えば、
西大寺の南にある、
金岡って所知ってる?
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岡山市東区の人間だから、
名前は聞いた事あるけど、
そこが
昔は栄えた港
だったって事?
そういう事。
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今じゃ
タダの住宅街
だよね!
そうなんだけど、
江戸時代の金岡村、
大坂まで行ける様な大きな船を、
持ってる商人がいた。
そして、
金沢藩から西回り航路で
大坂へ米を運ぶ船を、
備前ではズバ抜けた一番手で、
引き受けてたらしいんだよね。
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あの住宅街が!
でも吉井川沿いの街だし、
昔は海が金岡に近い所まで、
迫ってたのかもしれない!
水運メインの時代に、
栄える条件は揃ってるね!
そういう事。
備前でいえば金岡の他に、
- 西大寺
- 片上
- 牛窓
- 小串
- 郡
も今よりずっと栄えてたみたい。
さらに備中だったら、
- 下津井
- 玉島
- 連島(つらじま)
も港町として栄えてたみたいだ。
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倉敷あたりの
今でもよく名前を聞く
地名だよね!
玉島から船に乗って
下津井を経由して、
対岸の丸亀とかに渡って、
金比羅山にお参り
してたんだよね!
とにかく、
「江戸時代の瀬戸内海交通」、
今は廃れているような
江戸時代の岡山で
栄えていた港町について
知ることができます!
岡山の海や川に近い街の、
昔の姿を知りたい人、
お試しあれ!
個人的には、
史跡めぐりサイクリングのルートが
広がった本でもありました!
作者の倉地克直さんは、どんな本を出してる?
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「江戸時代の
瀬戸内海交通」
を書いた、
倉地克直さん、
岡山の本を書いてる
って事は、
岡山の人なの?
岡山大学の教授さんみたいだね。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3128-e1658555890832.jpg)
なるほど!
じゃあ他にも
昔の岡山に関する本を
出してるの?
池田光政や綱政など、
岡山藩主の本を出してるみたいだね。
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気になる!
ただどちらも
3000円近い値段がするので、
読むのには覚悟がいるかも😅
というわけで倉地克直先生、
岡山大学の教授で、
池田光政さんや綱政さん、
岡山藩主に関する本を
出してるみたいです!
「江戸時代の瀬戸内海交通」まとめ
- 岡山藩の海事行政について記録された「御留帳御船手」の海難事故の記録を参考に、江戸時代の瀬戸内海の海運・物流・交通について書かれた本。
- 今は廃れているような江戸時代に栄えた港町について知ることができる!
- 作者の倉地克直先生は岡山大学の教授で、池田光政や綱政さん、岡山藩主に関する本を出してる!
以上です!
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