【稙田誠「寺社焼き討ち」】焼き討つ人の気持ちを知りたい!神仏恫喝?
こんにちは!
稙田誠さんの
(わさだまこと)
「寺社焼き討ち」
という本を紹介します!
寺社焼き討ちといえば、
- 平清盛(重衡)の南都焼き討ち
- 織田信長の比叡山焼き討ち
が有名ですよね。
彼らはどんな気持ちで、
焼き討ちをしたのか?
それが分かる本です!
さらに、
- 中世の人の宗教観
- どんな気持ちで焼き討ちをした?
- 神仏恫喝?神仏唾棄?
この内容で、
「寺社焼き討ち」の本の内容を、
簡単に説明します!
目次
中世の人の宗教観、仏様・神様を恐れる気持ちがわかる?
この本、
まずは中世の人の宗教観、
つまりは神仏を恐れる心について、
説明してあります!
そこって、
読む必要ある?
昔の人の宗教観は、
現代の人の宗教観とは、
全然違う。
だから焼き討ちをする気持ちを、
理解するには、
中世の宗教観を理解するのが
不可欠らしいです!
なるほど!
焼き討ちをする人の気持ちを
理解するため、
中世の人の宗教観を、
理解する必要があります!
どんな気持ちで焼き討ちをした?恐れよりも焼きたい気持ちが勝った?
平清盛(重衡)や、
織田信長は、
どんな気持ちで、
焼き討ちを
したんだろうね?
この本では他にも、
- 延暦寺と園城寺の対決での焼き討ち
- 佐々木導誉(どうよ)の妙法院焼き討ち
などにも、
説明があります。
神仏を恐れる気持ち、
彼らにもあったと思うんですよ。
神仏を恐れる気持ちよりも、
「焼き討ちしたい!」
という気持ちが勝ったのは、
どんな感情の時?
恐れよりも怒りが勝った時?
「お堂が焼けても、
また再建すればいい」
という都合の良い方便を使えば、
それで済むと思っているのか?
え?
そんなんで良いの?
上の2例はほんの一部で、
たくさんの感情や方便が出てきます!
神仏を恐れる気持ちよりも、
焼き討ちしたい気持ちが勝ったのは、
どんな時?
怒りが勝った時?
後で再建すれば良い?
そんな内容が書いてある本です!
神仏恫喝?神仏唾棄?
あと、
この「寺社焼き討ち」という本、
焼き討ちと似たような内容で、
- 神仏恫喝(どうかつ)
- 神仏唾棄(だき)
などの行為が、
紹介されてます!
神仏恫喝?
仏様を脅すの?
その通り。
正確には、
「私の願いを聞いてくれなければ、
このお堂で自殺する」
みたいな、
お祈りをする事らしい😅
そんな事して、
バチが当たらないの?
神仏唾棄の方は、
お地蔵様の頭で、
蓼(たで)を擦るとか、
神仏を粗末に扱う事だね。
そんな事して、
良いのかよ〜!?
織田信長が父・信秀の葬式で、
抹香を投げつけたのも、
神仏唾棄だね。
信長の場合、
「神仏に祈っても、
僧に祈らせても、
効果はなかったじゃないか!
親父は死んだじゃないか!」
という気持ちの、
神仏唾棄・冒涜だったみたいです。
その気持ちは、
分からなくもない!
そんな感じで、
「寺社焼き討ち」には、
神仏恫喝・神仏唾棄などの、
焼き討ちと同じような感情で
行われる行為が、
紹介されています!
稙田誠「寺社焼き討ち」まとめ
- 焼き討ちする人の気持ちを理解するため、中世の人の宗教観について最初に説明してある。
- 神仏を恐れる気持ちより、焼き討ちしたい気持ちが勝ったのは、どんな時?怒りが勝った時?後で再建すれば良い?そんな気持ちや方便が説明されてます!
- 神仏恫喝・神仏唾棄など、焼き討ちと同じような感情で行われる行為が紹介されてます!
ここまでの内容で、
知りたいものがあった人は、
「寺社焼き討ち」、
ぜひ読んでみてください!
以上です!
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それでは今日はこの辺で失礼します!
さようなら〜!!
最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます!
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